市場創造期 │ 1984年(昭和59年)~1991年(平成3年)

建設業界は二度にわたるオイルショックの余波で苦難の時代が続いていました。競争激化の中、当社は労働集約型から知識集約型へ移行すべく大きな企業体質の強化を図ります。それは奇しくも1985年のプラザ合意に端を発する日本経済の上昇に呼応するものでもありました。
その一つは労働環境の改善。まず休日を増やしました。他社に先駆け4週5休制を導入。徐々に増やしていき1991年には完全週休2日制としました。労働時間の短縮は工期に直結する難しい問題でしたが「社員と家族が生きがいのある人生を送ってこそ企業の繁栄がある」との考えで、業務の効率化との両輪で取り組み実現させています。
もう一つはCI(コーポレート・アイデンティティ)の導入。元号も平成となり21世紀を目前にして世は混沌としてきます。当社も社会に向かって明確な企業スタンスとイメージを確立する必要がありました。八彦現社長(当時常務)を中心に「CI委員会」を発足。創業70周年となる1991年に「価値空間創造会社」をコンセプトに、シンボルロゴタイプを核とする新しいデザインシステムを制定しました。当時、同規模のゼネコンでは例を見ない先行的な試みでしたが、以降の当社の進路を定め、現在に至る発展の道筋を開いたダイナミックな変革となりました。現在も全ての建設現場において大きく、そして誇らしくKAJITAのロゴタイプが掲げられています。

市場創造期
  1. 創成期
  2. 戦後復興・成長期
  3. 市場創造期
  4. 新時代創成期
  5. 飛翔・変革期