創成期 │ 1921年(大正10年)~1944年(昭和19年)

当社の歴史は大正にまでさかのぼります。奈良県御所市で大工として腕を奮っていた鍜治田菊太郎が、1921年6月5日、総合建設業「鍜治田組」を創業。その時菊太郎は弱冠23歳でした。義侠心と進取の気性に富んだ菊太郎の元には腕の良い職人たちが集まり、積極果敢な経営で小学校の建築など官公庁関連を中心に請け負って鍜治田組を軌道に乗せます。
大正末期から昭和初期にかけて大不況が到来。関東大震災、金融恐慌など社会に暗雲が漂い始める一方、菊太郎は製材工場を設置し、原木の購入・運搬、製材・加工までを賄い、そして建築という一貫システムを築き上げました。当時の建築コストの3分の1が材木費であったためメリットは大きく、さらに工期短縮にもつながり鍜治田組の競争力は飛躍的な向上を遂げました。鍜治田組はその競争力を発揮して学校、駅舎、倉庫などを次々に受注し、地元での評価を高めていきます。
1930年には社名を鍜治田工務店に改めました。当時、日本は世界的な恐慌にあおられ、経済は危機的状況にありました。さらには満州事変から太平洋戦争へと混迷の度合いを深めていき、当社も深刻な労働力不足、資材不足に頭を悩ませることになります。この深刻な状況下、菊太郎は病に倒れ、平和の時代の到来を見ることなく息を引き取りました。

創成期
  1. 創成期
  2. 戦後復興・成長期
  3. 市場創造期
  4. 新時代創成期
  5. 飛翔期