新時代創成期 │ 1992年(平成4年)~2001年(平成13年)

さらなる発展を期しての創業71年目のスタートでしたが、バブル景気が崩壊し、日本経済は後に失われた10年とも20年とも呼ばれる景気後退の局面に陥ります。株価も地価も急激に下がり、当社も1991年、92年と受注工事高を大きく落としました。
こうした不景気の時代の中、30年以上にわたって当社の発展を支えてきた奈良本社社屋を建て替えます。1995年に竣工、低迷する経済状況に立ち向かう象徴のように、同年は完成工事高142億円と過去最高を記録しました。
また同年、社長のバトンが正祝から恭男に託されます。事業継承後、戦後の混迷の時代から駆け抜けてきた50年を節目とした社長の交代でした。恭男新社長のもと「旬」と「基本基礎」をキーワードに新しい世紀へと挑む新体制が整えられました。
日本経済のマイナス成長、消費税の引き上げ、金融システムの不安など、ネガティブな要素があふれる時代にありましたが、当社は住宅、高齢者施設など活躍のフィールドを拡大させていきます。そして1999年には大阪支店を本社に昇格、奈良との二本社制とします。倒産、解雇、債権放棄と建設業界に逆風が吹く中で、同年の受注工事高は165億円と記録を更新しました。バブル景気真っ盛りの頃、株式や不動産への投資に浮かれることなく、本業一筋に徹してきたからこそ実現できた数字でした。こうして当社は21世紀の訪れとともに創業80周年を迎えました。

新時代創成期
  1. 創成期
  2. 戦後復興・成長期
  3. 市場創造期
  4. 新時代創成期
  5. 飛翔・変革期