市場創造期 │ 1984(昭和59)年-1991(平成3)年

1989年100億円企業に

奈良・大阪の2拠点体制で臨む当社の受注高は、昭和54年に50億円を突破し、その10年後の平成時代の幕開けを100億円企業として迎えることができた。
この間、民間工事の比率が高まる(平成元年で65%を占める)とともに、市街地での施工も増え、コスト・技術両面での競争力を着実に蓄積していった。

  • 御所工業高校(1988年)
    御所工業高校(1988年)
  • ロイヤルホームセンター堺店(1989年)
    ロイヤルホームセンター堺店(1989年)
  • 大同薬品工業(1991年)
    大同薬品工業(1991年)
  • 奈良シティホテル(1990年)
    奈良シティホテル(1990年)

1991年中堅建設企業としては初のCIを導入

前年より推進委員会(委員長は八彦常務)を組織し、CI(コーポレート・アイデンティティ)活動に取組んでいた当社は、平成3年4月、「価値空間創造会社」を企業コンセプトに、長年親しまれてきた社章に替わる新しいロゴを発表し使用を開始した。
当社のような中堅建設企業としては全国的にも先駆けとなる取組みであり、各方面から注目され、新生カジタを鮮明に印象付けた。

  • 新旧社旗の交代(1991年)
    新旧社旗の交代(1991年)
  • 新ロゴは建設現場仮囲いやユニフォームの背中にも
    新ロゴは建設現場仮囲いやユニフォームの背中にも

1991年バブル経済期にあっても本業を貫く

昭和末期から平成初頭にかけての、株式や不動産等資産の過度な高騰、いわゆるバブル経済期にあっても、当社は、ゴルフ場の開発や出資の話にも頑として耳を貸すことなく、十数年前の不動産ブーム・オイルショック時同様、本業に邁進したことで、景気崩壊時にも建設他社のように深刻な影響を被ることなく安定的に事業を継続することができた。

  1. 創成期
  2. 戦後復興・成長期
  3. 市場創造期
  4. 新時代創成期
  5. 飛翔期
  6. 持続的成長期

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