持続的成長期 │ 2012(平成24)年~2021(令和3)年
2012年受注工事高300億円を突破
平成24年、受注高は300億円を超える。平成元年に100億円を突破して以来、200億円到達には15年を要したが、300億円には8年で達成するなど、縮小し続ける国内建設投資額とは反比例する業績を着実に重ね続けることができた。
2013年大型物件の先駆け、ブランズ・ヴェリテ堺七道を受注
平成25年、30億円を超える大型物件、ブランズ・ヴェリテ堺七道を受注。以後に続く大規模プロジェクトの先駆けとなる。
トップレベルのお客様からの大型案件も、安心かつ継続して任せてもらえる「選ばれ続ける企業」をめざした取組みが進む。
ブランズ・ヴェリテ堺七道
2014年プロジェクトの大規模化が進む
平成26年、プロジェクトの大型化が加速する。
プレサンスロジェ須磨妙法寺桜の杜、グランマークシティ東向日駅前を相次ぎ受注。ともに50億円超の物件である。
プレサンスロジェ須磨妙法寺桜の杜
グランマークシティ東向日駅前
2015年“オールカジタ”で臨んだプロジェクト、三菱重工 清須寮・社宅
平成27年6月、三菱重工 清須寮・社宅(計543戸)のビッグプロジェクトを地元優良ゼネコンとの熾烈な競争の中、当社各部が連携し総力を挙げての受注活動を展開したことで受注に至った。
- 三菱重工 清須寮・社宅
2016年「女性活躍推進委員会」が活動開始、中計策定チーム「NK100」も始動
100周年を見据えた活動が本格化する。平成28年4月、女性が輝き活躍できる職場環境をめざし「女性活躍推進委員会」が活動を始めるとともに、中堅社員によるプロジェクトチームが中期経営計画、NK100(New Kajita 100th)を策定した。
女性活躍推進委員会
中期経営計画(NK100)抜粋
2017年企画提案力で大型案件を特命受注、ジオ神戸中山手通
大手電鉄系デベロッパーに企画を持ち込み、平成29年8月、ジオ神戸中山手通を特命で受注することができた。当社の企画提案力と傾斜地造成の技術が結実し、70億円規模のプロジェクトを無事完遂する。
ジオ神戸中山手通
2018年四本部制を導入
平成30年4月、従来の六拠点体制を改め、「建設」「安全品質環境」「営業」「管理」各本部による四本部制を導入。100周年に向けて、組織の専門性や効率性の追求とガバナンスの強化をめざした。
あわせて、人事評価制度や生産性改革への取組みもスタートした。
2018年過去最大のプロジェクト、シエリアシティ千里山を受注
平成30年5月、シエリアシティ千里山を受注。4棟・全462戸・受注総額100億円にのぼり、当社過去最大のプロジェクトとなった。
シエリアシティ千里山
2019年経団連に加入。日建連、日本建築学会にも
平成31年3月、日本経済団体連合会に加入。非上場企業では稀有な例といえた。さらに4月には、日本建設業連合会と日本建築学会にも加入を果たす。
2019年大手デベ・グループに参画、シエリアシティ明石大久保
兵庫県明石市がJT跡地を対象に公募型プロポーザルを実施。当社は大手デベロッパー3社とともに参加し平成30年10月選出され、3棟・全810戸のシエリアシティ明石大久保として建設中。
受注総額は、前年のシエリアシティ千里山を凌ぎ、過去最大規模を更新した。
明石市長・関係各社を招き地鎮祭を挙行(2020年)
シエリアシティ明石大久保
2019年恭男会長が逝去
「下げ振りの心」を座右の銘に、70年余りの長きにわたって当社の発展に尽くした恭男会長が令和2年2月に逝去。享年89才。
タワーマンションを相次ぎ受注
2019年プレサンスタワー 久屋大通ザ・レジデンス
2020年シエリアタワー大阪福島
平成31年4月、プレサンスタワー 久屋大通ザ・レジデンス(23階建・63戸)、令和3年3月には、シエリアタワー大阪福島(30階建・157戸)を受注し、現在工事が進む。
プレサンスタワー 久屋大通
シエリアタワー大阪福島
2020年100億円のシンジケートローンを導入
令和3年3月、三菱UFJ銀行を幹事行とした13行との間に、100億円のシンジケートローン契約を締結する。
2021年中長期計画「ビジョン2030」策定、さらなる時代へ
令和3年4月、100周年を迎えた当社の10年後のあるべき姿を示した中長期ビジョンを発表。
「売上高500億円の達成」、「住宅:非住宅=6:4」、「東京エリアの強化」の実現に向け、歩みを速める。