KAJITAを知る │ “KAJITA”を知るための9POINT

60年間、ずっと黒字経営
リーマンショック期も売上拡大、大手企業との取引も拡大中
建設投資額が84兆円から41兆円に半減したバブル崩壊の時に総売上高が100億円を超え、15年後の2005年には200億円、2008年のリーマンショックではマンション建設が半減する中でも他の建築工事で売り上げを伸ばし、2011年には300億円を超える企業に成長。売り上げ拡大だけでなく、60年間ずっと黒字経営を続けて安定した財務基盤を築き、銀行や保険会社からも大手企業並みの信頼をいただいています。さらに2011年以降、これまでに培ってきた技術力が認められて、鉄道やエネルギーなどインフラ系や財閥系のディベロッパーから指名で案件が入るようになり、その工事実績も年々拡大しています。

目先の儲けより大切なこと
本当に信頼できるものをつくるため
施工会社としては異例の構造設計部門を設置
建築物の強度計算を行う構造設計は、スーパーゼネコンは別として、設計会社が行います。施工会社は図面通りに建物を仕上げることが仕事で、完成した建築物の強度に問題があっても責任はありません。しかし、鍜治田工務店の基本は「自分たちが建てたものには責任を持つ」ということ。だから、強度設計の改ざん事件が大きな社会問題となる以前の2003年に構造設計部門を設置。渡された設計図面を構造設計部門が再計算して、構造の強度に不備がないか、過剰設計がないかをチェックしています。実際に再計算すると強度が足りなかったため、お客様と設計会社に報告して、設計図を描きなおしてもらったこともあるのです。

4Sでは足りないから6S
気持ちよく働くために20年前に始めた6S運動
現場はもちろん近隣周辺も驚くほどきれいに
普通の工事現場では、整理・整頓・清掃・清潔を目指す4Sの運動を行っていますが、鍜治田工務店では20年前から4Sに躾(しつけ)・習慣を加えた6Sを掲げて、社員はもちろんのこと協力会社の方々も徹底してきれいにして、仕事が効率よく進められるように現場のレベルアップを図っています。清掃では、現場内はもとより近隣周辺の清掃を行い、ガードマンや職人さんも近隣の方々に元気よく挨拶を行っています。この運動によって、建築が完成後、着工前は不安を感じていた近隣の住民の方から、鍜治田工務店の社内外の工事スタッフの丁寧な清掃と礼儀正しさに対して、感謝のお手紙をいただくこともあるのです。お客様に住民の方からクレームが入ることもなく、安心して工事を任せられると評価をいただいています。

30歳で現場監督
若い時から大きな裁量権を持つ
1年間の研修を終えた後は、先輩の下で現場経験を積みながら、一級建築士もしくは一級建築施工管理技士の資格を取得後、早ければ2~3年で現場の所長を任されることになります。 所長になるのは業界では大体40歳代ですが、鍜治田工務店では30歳前後で所長になります。若くして所長を任されるのは簡単なことではありませんが、若い頃から権限と責任を持つことで、豊富な経験とスキルを早く身に付けることができ、仕事をやり抜く強さとお客様から選んでもらえる人材に成長することができるのです。

協力会社との良好な関係
協力会社との関係がとても良好
だから、快適に働ける、早く成長できる
鍜治田工務店は「協力会社と共に儲ける」ことを大切にしてきました。協力会社の意見を聞いて、仕事の進め方など必要なことはどんどん改善してきました。6S運動についても、協力会社さんと一緒に快適な現場をどうやって実現するのかという話し合いの中から出てきたものです。もちろん最初から何もかもうまくいったわけではありませんが、約20年かけて、一つずつ積み重ねてきた結果、鍜治田工務店の社員と協力会社の方々との関係だけでなく、今では防水工事を手伝うために左官屋さんが防水工事を学ぶくらいに協力会社さん同士の協力体制も進化しています。鍜治田工務店の建設現場には、良好な人と人との関係性があるから快適に働けて、早く成長できるのも当社の特徴です。

若手の要望が実現する
若手の意見を取り入れる風通しの良さ
「何でも話せるし、みんな仲が良い」というのが鍜治田工務店の社風です。同じ年代も上司との距離も近くて、協力会社の職人さんとも気軽にコミュケーションできて、意見交換もスムーズに行われています。
1~5年目の社員が集まる「所員会議」で出た意見も会社がどんどん取り入れています。例えばモバイルの全員支給、空調服やタブレットの導入など、若手が要望したものはすぐに実施されました。また、女性が働きやすい環境づくりを検討する女性活躍推進委員会の意見も次々と実現しています。

1年におよぶ新人研修
大切に育てたいから新人研修は1年間
新入社員のみなさんには、まずは本社で半年間の座学研修を受けていただきます。前半の3ヵ月間は、会社の歴史、理念、社内の各部署の説明、作業の流れや設計図書の見方・理解、測量機器等の実地訓練、積算など施工管理の基礎知識を習得していただきます。 そして、後半は施工図の作成実習を2カ月かけて行います。その後は、実際に自分が描いた施工図の現場に配属となり、施工のパートリーダーとして権限と責任を持つOJT研修を行います。現場では所長が新入社員の指導にあたり、施工管理の経験を積んでいただくことになります。

経団連の加盟企業
日本を代表する経済団体「経団連」の会員です。
経団連の正式名称は「一般社団法人経済団体連合会」で、東証一部上場企業をはじめ日本の大手企業を中心に構成されている団体です。入会資格には純資産額が1億以上、3期以上当期純損失を計上していない、財務諸表の公認会計士などの監査報告書が適正意見であることなど厳しい条件があります。鍜治田工務店は2019年3月よりこの経団連の会員として活動を行っています。

女性が働きやすい
女性活躍リーディングカンパニーとして
大阪市の認証を受けました。
働く女性を応援するため、鍜治田工務店では「女性活躍推進委員会」を発足させました。施工管理・設計・事務などの各部門から委員に選出された女性スタッフを中心に、女性が働きやすく、長く働き続けられる環境づくりに取り組んでいます。
2019年2月には女性活躍リーディングカンパニーとして大阪市の認証を受け、日本建設業連合会の「けんせつ小町」プロジェクトにも参加しています。